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どんなセックスをしてきたんだって怒られて

 

 

なんか肩に顔寄せてきたから

なんでにおい嗅いだのって聞いたら

口づけたんだって言い捨てられて

 

 

 

ああ

 

過去を後悔することはない

 

それは、やっぱり私なんかを好きになるくらい変な男だから

 

詮索してこないのをいいことに

 

本当に何も言ってないからというのも大きい

 

 

ああ

 

 

私をあげたいよ

 

あの男のものになったらどれだけ楽だろう

 

 

自分でももてあましてる自分を

 

こんな私をいると言ってくれるあの男がいて

 

 

 

 

なんで出会ってしまったんだろうか

 

 

これまでも、いたよ

 

でも、誰も一線を越えてこなかった

 

誰も私をちゃんと好きになってくれなかったし

 

そういうことを諦めてた

 

 

なんで結婚してるあの男がそうするの