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何故か持っているデパスを思い出して

半分齧って飲んで、しばらくしてああ足りないと思ってもう半分も飲んだ


日曜美術館という番組をみて世界は美しいと思う






デパスなんて飲んだのはいつぶりだったか




どうして忘れていたんだろう



いや、飲んで変になることもあったし

飲まなくていいならそれに越したことはないと思っていたの




誰か私を見つけて



ネットっていうのはそういうものだ



でも私に必要だったのは薬だった



それが少しかなしいの












星のようだ

焦り、不安、怒り、悲しみ
そういう感情で、抑圧されていた分であろうものが
時間を経てから意識に上がってくるの


理由もなく、ただその感情で胸がいっぱいになって苦しいの


そんな状態が数時間続くの



ああ でもだめだよ



思考がそれに寄り添うことは良くないよ


なんにも応えてくれないんだよ



ただストレスが溜まるだけで



だから私のほうは平静としてそれを受け止めてあげたらいいんだね





感情があるってことは思考があるってことじゃないかな


人格に抑圧されてるものがあるんだと思うよ



どうしたの


どうしてこんなにつらかったの


教えてはくれない


助けて








疑惑の目で、どうでもいいことを追求される精神分裂病質

どうして、スキゾが統合失調症としつこく関連付けて考えられていたのか


わかったんだ





どうして、スキゾが統合失調症と分けられたのかも


わかったの










追い込まれた私はまるで統合失調症患者のようなふるまいをしていて



何故か奇跡的にできたほんとかもしれない友達ではないけどまあここではそう書いておけばいいんじゃないかなって人(あの男)

に説得されて、辞めることを決めたら

正気に戻った



戻ったけど、スキゾだからなんかどうでもよくなってきて


別にいいんじゃないかなって思い始めるけど



あの男が許してくれない








きっと、コミュニケーションの楽しさって、

共有することにある



私はたぶん共有できるものが少ないの



だってどうでもいい



興味がない



その人にも、その人と会話するって行為にも



そう思うのは感情が動かされないから


だから適当に表情作って適当に話するけど


バレてんだよね



それでタイトル。



ただ、置物みたいに考えてくれたらそれでいいのに




なんて、そう思うのは私が統合失調症じゃないから



だって私は発症していない



緊張型になれたら楽だろうなんて



そう考えて書いた訳じゃない



それは失礼な話だよ



ただそういう風に自分をすることが日常的なの



それが精神分裂病質なんだろうと



私は思ったの










ぼくたちはかんじているのか

スキゾイドパーソナリティ障害スキゾイドパーソナリティしょうがい、英語Schizoid personality disorder: SPD)とは、社会的関係への関心のなさ、孤独を選ぶ傾向、そして感情的な平板さを特徴とする。

Wikipediaより引用


感情的な平坦さ。



僕たちに感情はあるか





結果


あるけど抑圧してて自分で意識できる状態になく

感じてるけどそれを感じられない


でも不安とかはやたら強く感じる






まあ今更な話なんだけど



でもさ


人って嘘をつくんだね



演技とかもするし



してるんじゃんって思ったの



気付かなかったこともあって



ああセクハラ親父ってこんな感じなんだなって思ったよ



ん…セクハラみたいなもんしてたんだなと


嫌で嫌って言われたけど


そんなことないでしょって思ってたの




ああ人間ってそういうものなの





私産まれる性別を間違えたな



人生の岐路で毎回思うんだけどさ



女ってスキゾにはハードル高いよ






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自分のことについて聞かれると

頭には全く言葉が浮かんでこないで

何も答えられない


感情を抑圧するのに忙しいの



抑圧するとかいうのは無意識で


だからどうして頭真っ白なのかわからない



働かない頭で

正直ろくに答える気もなく

言われたことを反芻して


苦しみながらタイムアウトになるまで待つ








しばらく経つとするすると考えが浮かんでくるの



ああそう言えばよかったと思うの



どんな感情を抑圧してたかはわからくて


でも考えをなぞると怒りと悲しみが湧いてきて


今度これ言おうと思ってシュミレーションしてみると


正気でいられないの


抑圧させて時間おいてもこれなんだね


シュミレーションは何回か必要で



感情がなくなるまでやるの



だれのために?




72

人嫌いなんかじゃない


人の営みを愛おしく思う



人間関係を楽しく思ったことなんてなかった


あの男が教えてくれた



私にとっては今も昔も変わらない



人間の見方も感受性の高さも


何も変わってないの



どうして変わったの?


世を捨ててるのはどっちなの?



ああ



共有できることはないんだろう



どうして



これが病気であるはずがない



助けて



失いたくないものができました




だからなの?




そうやって生きてきたの?




つらいよ




じゃあどうして



どうして



助けて



ごめんね



遅かったね



大丈夫にして


会社を辞めました

 

 

どんどんおかしくなっていった自分に、気付いていたのか、気付いていなかったのか

 

それは、自分が思ったより遥かに、遠いところに来てしまっていたというところでした。

 

 

自分や周囲を見失いながら

目と耳を塞いでどうにか正気を保ったつもりでいて

そうやって真っ暗な中を掘り進みながら

 

それで私は自分の中に、捨てられないものを見つけたの

 

 

それは献身で

 

 

私は自分のために生きられない

 

 

どうして生きているんだろう

 

 

自分のことなんて誰も理解してくれはしない

 

自分を守れるのは自分だけだった

 

それでも、自分をぼろぼろにしないと気が済まない

 

 

どうして生きているんだろう

 

 

この人生に何の意味があるのか

 

 

他人のために生きればいいなんて

 

 

そう思えるほど純粋でもない

 

 

そんなつもりもないの

 

 

もうやめようよ

 

 

いらないの

 

 

何もいらないの

 

最初からそうなの

 

 

誰も理解してはくれない

 

 

私が欲しかったのはそれだったのかもしれない

 

ちがうものを割り当てられるのが苦痛だ

 

そのくせ、理解されることを諦めている

 

 

それを突きつけられる度

 

私のもとに諦めの感情とぐしゃぐしゃになった自尊心が存在を主張してくるの

 

 

それが可哀想で、だから、今更、なんて言っても、理解してはくれない

 

 

 

 

 

私はあなたのことを疑い続けます

 

 

 

 

 

 

 

あなたがそうするように